よく噛める入れ歯

よく噛める入れ歯とは

入れ歯は噛む力を歯茎で受けとめます。
歯茎の粘膜がやせて弾力がなくなると、骨と入れ歯に挟まれて歯茎が痛んだり、力を入れて噛めないケースが多いのです。

そこで入れ歯の歯茎に接する面に生体用シリコーンなどの弾力のある材料を敷いて噛む力をうまく粘膜に分散し、噛める入れ歯を製作する方法があります。

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もう一つの方法として入れ歯の部分に金属の特殊な十字の歯を使います。
普通の入れ歯は面どうしで食べ物をはさんでつぶす感じですが、この金属の歯は線で接触し、切る感じになります。
接触する部分に圧が集中し、小さな力でも噛みきれるのです。
肉食の多いアメリカで開発されたものです。


ブレードティース入れ歯

噛みやすさを追求した結果、上下の義歯にブレードティース(金属の特殊な十字の歯)を使用することで、より少ない力で噛むことができます。
また、下顎臼歯部咬合面にメタルインレーを設置することで、より長く、快適に使用することができます。
(1ヶ月程度使用した後の咬合面窩の形態をそのままメタルインレーに再現することが可能です。)