入れ歯の種類には、保険が適用できる入れ歯と、できない入れ歯があります。
保険診療でも十分な入れ歯はできます。
ただし、上あごがプラスチックで覆われているため、お口の中で熱さを感じることができず、「のどもと過ぎれば熱さを忘れる」の逆で、「のどもとにきて熱さを感じる」などの味覚の点、ならびに床が厚いので違和感が強いなどの欠点があります。
また、プラスチックの歯(人工歯)を使用の為、摩耗して咬みあわせの高さが低くなり、老人様顔貌、よく咬めなくなるなどを引き起こすことがあります。
その点、上あごを金属床にすると、違和感の無さや味覚は飛躍的に向上します。
コンフォート義歯装着感:★★ |
柔軟性、弾力性に優れているため今までの義歯の問題点であった、「痛い・咬みにくい」の問題点をクリアーした生体シリコンを使用した義歯です。 |
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コバルトクロム総義歯装着感:★★★ |
金属でできているため、温かいや冷たいが感じられ、おいしく食べられます。また、装着感がよく発音がしやすいです。 |
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チタン総義歯装着感:★★★★ |
金属でできているため、温かいや冷たいが感じられ、おいしく食べられます。また、装着感がよく発音がしやすいです。一番生体に優しく、金属アレルギーのある方におすすめです。 |
もし、私が入れ歯をするのであれば、上あごは、金属で薄く軽く作れるチタンにします。
下あごならば、保険でできるプラスチックの入れ歯でもいいのですが、
耐久性を考えると、やはり金属の入れ歯でしょう。
また、金属がよさそうだけど、費用負担が難しいということであれば、コバルトクロムをおすすめいたします。
しかし、どのような入れ歯にしても、やはり患者様にお口の特徴にあったものでなければ、合わない入れ歯になってしまいます。
ご相談だけでも構いませんので、「入れ歯が合わなくて困っている」という方は、一度、お気軽にお問い合わせください。
食べる喜びは、皆様にとっても私にとっても人生の中での大きな喜びだと思っています。
院長 長内一久